漢字臨書コース

今月から臨書古典が『雁塔聖教序・褚遂良』(がんとうしょうぎょうのじょ・ちょすいりょう)に変わります!

⭐️ 褚遂良ちょすいりょう(596年〜658年)褚遂良は銭塘(今の浙江省杭州)の人。河南(かなん)郡公に封ぜられたことから、褚河南とも呼ばれます。書と鑑識をよくし、魏徴(ぎちょう)の推薦により、唐太宗につかえた人です。褚遂良は欧陽詢、虞世南と並んで「初唐の三大家」の一人とされています。

⭐️雁塔聖教序は、最も美しく洗練された楷書とも言われるほどの造形美が特徴です。運筆の変化、線の方向性、太細や払いの筆使いに特徴がある法帖ですので、そこに注目をして臨書をする事をお勧めします。細い線=弱い線、とならず、細い線にも鋭さを出せられるかが大きなポイントです!

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仮名臨書コース

今月の臨書古典は、【粘葉本和漢朗詠集】(でっちょうぼん わかんろうえいしゅう)の776番目に出てくる和歌です。『祝』『賀』の歌として読まれ、とても縁起良く、新年や長寿を願い、そして願うお祝い事に贈る和歌としても素敵な歌です。日本の国家である君が代も、この和歌を歌詞にしています。

【和歌】古今和歌集343 詠み人知らず

わが君は ちよにやちよに さざれ石の巌となりて 苔のむすまで

訳 :親愛なる貴方、小さな石が巌となってそこに苔が生えるように、貴方の命も千年幾重にも渡って続きますように。

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児童書道コース

児童コースは只今、郵送のみとなっております。

実用書道コース

⭐️年賀状やお手紙に、新春の喜びを歌う和歌を書いて差し上げると、相手の方に喜んでいただける、というお声をよく耳にします。ということで、今回はとても有名な和歌をお題にしました。毛筆ですので、ぜひ行書体で美しく書き上げてください。

(万葉集)4516・(詠み人)大伴家持オオトモノ ヤカモチ

〈和歌〉新しき(あらたしき)年の初めの初春の 今日降る雪のいや重げ吉事

〈訳〉新しい年の始めの立春の今日に降っている雪が積もり重なるように、良い出来事がもっと重なりますように。

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ペン字コース

⭐️年賀状やお手紙に、新春の喜びを歌う和歌を書いて差し上げると、相手の方に喜んでいただける、というお声もよく耳にします。ということで、今回はとても有名な和歌をお題にしました。書体・書体どちらをお選び頂いても構いません。

(万葉集)4516・(詠み人)大伴家持オオトモノ ヤカモチ

〈和歌〉新しき(あらたしき)年の初めの初春の 今日降る雪のいや重げ吉事

〈訳〉新しい年の始めの立春の今日に降っている雪が積もり重なるように、良い出来事がもっと重なりますように。