寒中お見舞いに添える和歌

2022年が始まり一週間が過ぎようとしています。

年末年始は帰省や旅行などのシーズンでもあり、年賀状を受け取るタイミングがズレてしまったりする事もありますよね。

そんな時には寒中お見舞いや余寒お見舞いを出される方も多いと思います。

時期的には、寒中お見舞いは、1月8日〜2月3日頃まで。余寒お見舞いは2月4日以降とされています。

春は来たけれども、まだまだ寒くて雪の積もる地域もある。でも、陽の光の中から、雪の下、隙間から、匂いから、かすかに春の兆しが垣間見れるときがある。そんな頃ですから、そんな和歌を添えられたら粋なハガキになるのかと思います。

という事で本日ご紹介の和歌はこちら

古今和歌集 二條后

雪のうちに春は来にけり 鶯のこほれる涙 いまやとくらむ

雪が降る中、春はきた。鶯の凍った涙も、今頃は溶け出しているのだろうか

春が来たことを寿ぎながら、鶯の涙(悲しい事や辛い事)も雪解けと共に癒されて行く。

過去は過去という清らかさと、新しい光への希望に満ちた美しい歌なのです。

私はこの歌がとても好きで、名刺の裏にはこの和歌が書いてあります。

という事で、寒中お見舞いや余寒お見舞いのおともにぜひ。