女というもの 和歌

女というもの

明日はハロウィンですね。

かぼちゃの姿になった子供達が、ママに連れられヨチヨチとコンビニへ入ってきました。

すると1人の女の子が、口紅を塗ってもらったらしく、鏡の前で『ん〜まっ』と口紅チェックを始めました。

可愛いのだけれど、もうすでに女性の風格。

女の子は生まれた時からすでに女。

さて、という事で本日ご紹介する和歌は The 女。

を、たしなめる男性の和歌。

貫之

色もなき 心を人に染めしより うつろはむとは おもほえなくに

『何の色もついていなかった私の心というものを、あなたという色で染めてからというもの

その色があせていくだなんて思っていないよ。』

これは、女性から受け取った歌の、返歌だと思われます。

歌の内容は、『もう私の事なんてどうでもいいと思っているのねー!!』的な

心変わりを疑うような内容の歌で、女性に拗ねられたのでしょうか。

だからこそ、

大丈夫だよ、ずっと君を想っているよ!

というストレートでありながら女性をなだめているかのような歌なのですね。

感情的になりがちな女性に対して、いかになだめられるか

歌人としても、男性としてもスキルが求められますね。

これもまた、いつの世も男性の務めなのでしょうかね。。。頭が下がります。

でもどうぞ上手にお付き合いください。

女というものに。

そして明日は珍しい今月2回目の満月ですね!

1ヶ月に2回の満月なんてありえない!という事でありえないブルーの月。

ブルームーンが明日、見られると良いですね。

ではまた。