美文字とは、「美しい文字」に対して用いられる最近話題になっている言葉です。美文字を学ぶには、文字を正しく整えて書くことを学ぶペン字がおすすめです。書道サロン言音は、zoomやSkypeを使って学ぶことのできるオンラインサロンです。和歌を使い、ペン字を学びます。美文字を目指せるのはもちろん、日本の伝統的な和歌と両方を学ぶことができるのです。こちらでは、和歌について詳しく解説します。

和歌とは?

和歌にて登場する着物を着た女性

ペン字のオンラインサロン書道サロン言音では、ペン字の教材として和歌を使用しております。下記で和歌について解説いたします。

和歌とは?

和歌とは、一般的には「五・七・五・七・七」の31文字からなる短歌のことで、古くは万葉集などの日本文学の古書に収められている歌体の総称です。和歌は、「倭歌」や「大和歌」とも呼ばれていて、平安時代には小野小町や在原業平(ありわらのなりひら)などが詠み、貴族の間で流行しました。

和歌と短歌の違い

万葉集の頃から江戸時代までに詠まれた短歌を和歌と呼び、明治以降に詠まれたものを短歌と呼んでいます。しかし大きく分けると俳句も和歌の部類に入り、日本固有の伝統文化です。厳密にいうと、和歌には「たらちねの」「ちはやふる」「うばたまの」といった枕詞が必要となりますが、短歌にはそういった決まりはありません。

有名な和歌

有名な和歌を下記にご紹介いたします。

花の色は 移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに(詠み人 小野小町)

「花の色は虚しく色あせてしまいました。私の美しさもいずれは失われていくのでしょう」当時絶世の美女と呼ばれた小野小町が、自分の美しさもいつかは失っていくのだろうかと、嘆いている有名な和歌です。

天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも(詠み人 阿部仲磨)

「天を仰いでみれば、見える月は、春日にある三笠の山と同じ月なのでしょうか」阿部仲麿により詠まれたものです。奈良時代の遣唐留学生の頃、遠い唐の国から故郷を懐かしんで詠んだ和歌だといわれています。

ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは(詠み人 在原業平)

「古代からある神々の時代にも聞いたことがない、竜田川に落ちる紅葉が、色鮮やかな色絞りのように見えるとは」競技カルタを題材にした映画で、この和歌は一躍有名になりました。

このように、和歌はわずか31文字のなかに美しい言葉を使い、作者の想いや、その時代の風景、状況が詠われています。

ペン字のオンラインサロン!和歌を使って美文字を目指す!

白紙と筆と文鎮

和歌とは、「五・七・五・七・七」の31文字からなる短歌です。この31文字のなかに、季節や情景、想いなどが込められています。

書道サロン言音は、ペン字の講座を行うオンラインサロンです。和歌の現代語訳や挨拶文などを使い、美文字を習得することができます。ぜひご利用ください。

また、月額のコースとは異なり、自分の名前を美しく書くことに特化したコースもご用意しております。様々なシーンでデジタル化が進んでおりますが、署名・サインは手書きであることが多いです。そのため、自分の名前だけでもきれいに書きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。書道サロン言音では、署名を美しく書けるようサポートするコースもございますので、ぜひお試しください。

オンラインサロンで和歌・ペン字の両方が学べる!ご利用は書道サロン言音

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